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離婚しても共有名義のまま放置しないでください!共有名義を解消する方法について解説
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2022/02/26 06:00

離婚をして、不動産の共有名義に関するお悩みをお持ちの方は多いでしょう。
そこで今回は、不動産の共有名義を放置するデメリットや共有名義の解消方法について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□共有名義を放置することはおすすめしません!デメリットを解説します!

1つ目は離婚後も相手と連絡する機会が残ることです。
離婚後に元夫婦のどちらかがその家に住み続けるというのはよくあることです。
しかし、共有名義を解消していない場合には、その家を売却したり、リフォームしたりする際に相手と連絡を取る必要性が出てきます。
できることが制限される上、相手との連絡も取らないといけないのはストレスではないでしょうか。

2つ目は家が放置される可能性があることです。
元夫婦のどちらもその家に住まないという可能性も考えられます。
そして、そのような場合には家が空き家になってしまう可能性があります。
非常にもったいないですし、隣家にも迷惑をかけることがあるかもしれません。

3つ目は維持費がかかることです。
不動産には毎年固定資産税がかかります。
また、中には空き家の管理を第三者に委託する人もいるかもしれませんが、それにもお金がかかります。
そのため、自分が必要ない土地を共有名義にして残すことで不要なお金を払うことになってしまいます。

□共有名義を解消するための方法について

共有名義を解消するためには、住宅ローンの有無によって対応が異なります。
そのため、この章では2つのケースに分けて解消方法を解説しますね。

まずは、住宅ローンがない場合についてです。
このような場合には比較的簡単に名義を変えられるので安心してください。
登記申請を行うだけで完了します。

しかし、初めて申請を行う方は、予想よりも複雑で手間がかかる可能性があります。
報酬を支払う余裕がある方は、司法書士に依頼することをおすすめします。

次に、住宅ローンがある場合についてです。
住宅ローンがある場合には、名義変更を完了させるまでに非常に時間がかかります。
このようなケースには2つの選択肢があります。
金融機関から借り換えをする方法と連帯債務者や連帯保証人を加える方法です。

それぞれ特徴があるので、事前に情報を集めてご自身が実行できそうな方法を選んでください。

□まとめ

今回は、離婚した方に向けて共有名義をそのままにしておくデメリットや共有名義を解消する方法について解説しました。
時間と手間がかかる作業ではありますが、しっかりと共有名義を解消しておいた方が将来的に楽でしょう。
ぜひご検討ください。

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