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阿南市太陽光問題
カテゴリ:ちょっとした情報  / 投稿日付:2019/01/12 17:56

法律の「抜け道」とはよく耳にするWordですが、最近、新聞やメディアで
毎日のように騒がれている阿南市の太陽光違法転用問題はまさにソレ。
これだけ騒がれたらバレバレで、抜け道ではないような気がします。
法律の趣旨とは難しいものですね。

内容を簡単に説明すると、日本の土地は都市計画法で区域分けされていて大きく2つに
分かれています。それが市街化区域と調整区域。市街化区域はすでに街になっているか
10年以内に街にするエリアの事です。逆に調整区域は市街化を抑制するエリア。
調整区域は農地とか山林とかが多いイメージ。原則、許可なく建築物は建てられません。

今回問題になっているのはその調整区域で太陽光発電を目的とした転用ができない※農地を
資材置き場にするという程(嘘の申請?)で申請し、地目が変更できたらすぐに太陽光パネル
設置、みたいな話。※主に「甲種農地」「1種農地」と呼ばれるもの

すでに新聞には見ての通り「違法転用」って明言されてますからね。もう?ではない
ところまできています。県議会議員さんも堂々と絡んでいる(開き直っている)ので
今後どうなっていくのでしょうか。議員さんの言い分は「資材置き場に転用してから
ソーラーパネル設置する。そんなん当たり前だろ」です。
完全に農地法を無視しています。

その議員さんは自らも借りた農地を転用して太陽光事業をしているようです。

最悪の場合は現在稼働している違法?の太陽光発電所を撤去せよ!も有り得るかも。
そうなったら事件ですね。

この記事を書いたのは→薩摩英明
薩摩不動産
徳島市末広2丁目1-10
TEL088-678-6616

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