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共有名義にしている方必見!土地の共有者が死亡した際の相続税の行方とは?
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2022/02/14 06:00

共有名義で土地を相続している方には、特殊な対応が求められることがあります。
例えば、土地の共有者が亡くなった場合には他の共有者でお金や土地について管理する必要性が出てきます。
そこで今回は、土地の共有者が亡くなった場合の対応について2つのケースに分けて解説します。
ぜひ参考にしてください。

□共有者が亡くなった場合の対応はどうすれば良い?

共有名義で土地を相続している方は、もしもの場合のことについて考えておいた方が良いでしょう。
ここでは、共有者が亡くなった場合にその土地は誰のものになるのか解説します。

もし、亡くなった共有者に法定相続人がいる場合にはその相続人が持分を相続します。
法定相続人とは、配偶者や血縁関係のことを言います。
法定相続人の範囲は、配偶者を除くと順位が高い順に被相続人の子供、被相続人の尊属、被相続人の兄弟姉妹です。
そして、このうちの誰が相続するかで法定相続分が変わります。

以上、死亡した共有者に相続人がいる場合の対応について解説しました。
共有名義で土地を相続している方は、他の共有者とはこまめに時間を取れる状態にしておきましょう。
トラブルが起こるケースもあるので、協力できる関係性を築いておくことも肝心です。

□亡くなった共有者に相続人がいない場合にはどうなるのか解説します!

前章では死亡した共有者に相続人がいる場合の対応について解説しました。
法定相続人の範囲は先に紹介した通りです。

しかし、もしかしたらその共有者に相続人がいない場合ということも十分に考えられますよね。
そこで今回は、共有者に相続人がいない場合の対応について解説します。
前章でご紹介したケースよりも手間がかかり複雑なので、しっかりとここで知識の整理を行いましょう。

亡くなった共有者に相続人がいない場合には、相続財産管理人の選任を行います。
相続財産管理人は、債務者の債務弁済、被相続人の相続財産清算などを担います。
選任の際には、家庭裁判所に申し立てを行います。
そして、選ばれた相続財産管理人は先ほど紹介した内容を行う必要があります。

また、共有持分の行方に関してですが、もしも相続人がいない場合には共有持分はその他の共有者のものになります。

前章でご紹介したケースよりも複雑で時間も要します。
なにか分からないことがある場合には、然るべき相談場所で話を聞いてもらってくださいね。

□まとめ

今回は、土地の共有者が亡くなった場合の対応について2つのケースに分けて解説しました。
お悩みは解決されましたか。
今回の記事が、お客様の知識の整理に役立ちましたら幸いです。

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