カテゴリ:不動産取引についてのイロハ / 投稿日付:2023/12/07 14:52
売買物件でも賃貸物件でも、間に不動産屋が入り、契約に至った場合
「仲介手数料」が発生します。
以前に「売買物件の仲介手数料」についてご紹介しましたが
今回のブログでは、賃貸物件の仲介手数料について解説します◎
□仲介手数料の目安
「宅建業法」により仲介手数料には、上限が定められています。
賃貸物件の場合、家賃の1カ月分(+消費税10%)が上限です。
しかし、下限は定められていません。
もし、家賃のほか駐車場代が別途必要になる場合は、その仲介手数料も発生します。
お家賃が45,000円 駐車場代5,000円の物件の場合
55,000円(税込み)が仲介手数料の上限となります。
しかし、お家賃や駐車場代とは別に、共益費、管理費、CATV等の費用が
発生する場合もありますが、これらを仲介手数料に含んでしまうと宅建業法の違反となります。
いずれにせよ、仲介料は成功報酬ですので
契約に至らなければ、支払わなくていい費用です。
□仲介手数料を抑えたい場合
先述した通り、仲介手数料には下限が定められていないため
値段の交渉をする余地はありますが、極端に値下げすることは難しいでしょう。
仲介業者にとって大切な収入源でもありますし、
すぐに入居者様が決まる様な人気物件であれば、お客様の希望に添える事が
出来ない場合もあります。
しかし、仲介手数料が無しになる方法があります。
それは、不動産屋が所有している物件を
その不動産屋から契約する時です。
仲介手数料は、貸主さんと借主さんを仲介することで発生する料金ですので
物件が自社のものであれば、仲介手数料は不要だということです。
例えば、現在募集中の当社の所有物件は→→ラビスタ城東 こちらになります。
このように取引形態が「貸主」となっていれば、仲介手数料は必要ない物件です^^
自社が所有している物件はあまり無いですが、気に入った物件が自社所有の物件であれば
ラッキーですね♪
□まとめ
以上賃貸物件の仲介手数料のお話でした。
初期費用は、仲介手数料のほかに敷金・礼金・前家賃等がかかってきます。
仲介手数料の額については広告に明記されていない場合が
多いので今回の記事をかきました!
皆様の参考になると幸いです。