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知っているようで知らないL・D・K
カテゴリ:不動産取引についてのイロハ  / 投稿日付:2022/11/17 17:00

インターネットや広告等で間取り図をみたときにLD、K、CL等々
各部屋が様々なアルファベットで表記されているのを目にされると思います。
これらはそれぞれの部屋の頭文字をとって略されていることが多いです。
L・D・Kは、聞いたこともあるし意味もわかるよ~という方が多いと思いますが
その定義はご存じでしょうか。
本日は、間取図に表記される略語についてご紹介します!



□LDKの他にもいっぱい(@_@;)間取図の略語

まず、初めによく使われる略語の紹介です。

●L…リビング(Living)居間
●D…ダイニング(Dining)食事室
●K…キッチン(Kitchen)台所
といった感じです。そうです英語の頭文字をとっているのです。
台所がDちゃうんかい。と思いますよね。思いませんか笑

他の略語でメジャーなものと言えば(以下略前の英語省略します)
●CL…クローゼット
●WIC…ウォークインクローゼット
●SCL/SIC…シューズインクローゼット
●UB…ユニットバス
●S…サービスルーム
※サービスルームとは、採光や通風の兼ね合いで居室にみなされない部屋です。
納戸などが、この“s”に含まれることがあります。

これらの略語が間取図でよく登場しています。
L・D・Kについては

LDK・DK・LDなど組み合わせて表記されれることが多いです。
L・D・Kの他に居室が3部屋あれば
3DK、3LDKといった感じで表記されます。

ちなみに、リビング、ダイニング、キッチンの数が2部屋以上ある二世帯住宅の物件などでは
6LLDDKKといった様に、LDKの数は伴って増えていきます。
それに対してCLやUBは表記自体されません。
しかし、S(サービスルーム)については、物件によって
3LDKと表記される場合もあります。


おそらくここまでは、知ってるよ~という人も多いと思いますが
これからが本題です。リビングやダイニングあるいはキッチンの定義とは何でしょうか。


□L・D・Kそれぞれの定義とは

それでは、“DK”と“LDK”の違いは何でしょうか。
食事するところ→ダイニング
くつろぐところ→リビング
ふわっとしたイメージがあるかもしれませんが、
リビングで食事することも、ダイニングでくつろぐこともできなくはありません。

また、狭い方がDK、広かったらLDKかな、となんとなくイメージは沸くかもしれませんが
はっきりとした定義が無ければ、すべての物件をLDKと表記することができますし
誇大広告にも繋がりかねません。

そういった誤認させる様な表現をさせないために、不動産公正取引協議会連合会は
LDK、DKの最低限必要な広さを決めています。

 居室の数   D K   L D K   
1部屋4.5帖以上8帖以上
2部屋以上6帖以上10帖以上





意外や意外、DK、LDKの広さは居室の数によって定義が変わってくるのです。

例えば、↑こちらの間取りでいうと、居室(洋室)2に対して、
キッチンのある部屋が
8帖なので、図面通り2DKとなりますが、
もし、洋室が1つになると1LDK
表記できるのです。

そして、キッチンのある部屋が4.5帖未満(居室1の場合)あるいは
6.0帖未満(居室2以上の場合)の部屋は“K”と表記されます。


□まとめ

LDKとDKには、こういった定義がありますが、
自分のライフスタイルに合っているかどうかイメージするには
やはり現地で実際にお部屋を見てみる事が一番ですね。

豆知識の一つとして、これからお部屋探しをされる方の参考になると幸いです。

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